出版社内容情報
長引く不景気、増えない収入、拡大する格差。政局は混乱を極め、外交問題は緊張を高め、社会や生活が今後どうなるのか予想さえできない――この困難きわめる時代を、私たちはどう生きればいいのか。人間と社会への深い洞察力をもつイタリアの人気作家・社会学者による、人生を力強く生きぬいていくための処方箋。
失意の時期は、気力を取り戻すためにある
生まれつきどんな悪も厭わない人間がいる
人は集団のなかで安心し、他人の目を自分の目にする
危機の時代を担うリーダーの条件とは
すべてに満足できるとき、衰退はすでに始まっている
古いものを壊さないと、新しいものは生まれないか
真の創造力はつねに集団ではなく個人にある
「平等」の思想が世界を醜悪なものにする
大人たちよ、いいかげんに若者のマネはやめよう
帰る家があってこそ、出発することができる
【著者紹介】
1929年生まれ。イタリアの著名な社会学者でミラノ近代語大学(IULM)学長。多数の企業のコンサルタントとしても活躍。イタリアきっての「人間通」として知られ人気が高い。おもな著書に『エロティシズム』『友情論』『新・恋愛論』(中央公論新社)『他人をほめる人、けなす人』『借りのある人、貸しのある人』(草思社)など。
内容説明
長引く不景気、増えない収入、拡大する格差。政局は混乱を極め、外交問題は緊張を高め、社会や生活が今後どうなるのか予想さえできない。―この困難な時代を、私たちはどう生きていけばいいのか。ミリオンセラー『他人をほめる人、けなす人』の著者が、人間と社会への深い洞察から導きだした、人生を力強く生きぬくための処方箋。
目次
1 「逆境」こそ生きる力の源
2 人間の裏と表
3 危機の時代のリーダーとは
4 働くということ
5 考えない人たち
6 男たち、女たち
7 わが道をいく
8 豊かに成熟する
著者等紹介
アルベローニ,フランチェスコ[アルベローニ,フランチェスコ][Alberoni,Francesco]
1929年生まれ。イタリアの著名な社会学者。1997年に人文科学系の大学(IULM)を創設し、2001年まで学長を務める。多数の企業のコンサルタントとしても活躍。イタリアきっての「人間通」として知られ人気が高い。現在は国立映画実験センター代表
泉典子[イズミノリコ]
翻訳家。東京外国語大学大学院修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。