出版社内容情報
探査の歴史から技術的背景、惑星誕生の最新科学、将来への展望まで、発見に次ぐ発見で熱気に溢れる研究の現場を当事者が報告する。
生命は地球にしか存在しないのか? 地球のような惑星は他にはないのか?
人類はじまって以来の疑問に、今、答えが出ようとしている! 探査の歴史
から技術的背景、惑星誕生の最新科学、将来への展望まで、発見に次ぐ発見
で熱気に溢れる研究の現場から現役研究者が送る科学ノンフィクション。
・数十光年以上の遠方の惑星をどうやって検知するのか?
・発見した惑星の大気組成や、天候の変化までわかる!
・「一年」が数十日しかない変な惑星
・惑星に生命がいるかどうかを知る方法とは?
【著者紹介】
トロント大学教授。惑星の多様性と起源を専門領域とする研究者。すばる望遠鏡などを使って観測天文学による研究を行っている。また、雑誌・テレビなど一般向けのメディアに、系外惑星探査に関する解説を寄稿したり出演したりすることも多い。
内容説明
太陽系以外の惑星、つまり地球から遠く離れた恒星を回る惑星を「系外惑星」という。この系外惑星の探査は現在、科学界でも最も熱い領域となっている。1990年代以降、数々のブレイクスルーにより、遠い星を周回する惑星が数百個発見され、さらにはその惑星の大きさや軌道、組成までもが次々と明らかになっているのだ。地球外生命の証拠をとらえる日もそう遠くないだろう…。生命は地球にしか存在しないのか、地球のような惑星は他にはないのかという、人類はじまって以来の疑問に、今、答えが出ようとしている。系外惑星探査の歴史から技術的背景、将来への展望、発見に次ぐ発見で熱気溢れる研究現場の興奮までを、第一級の研究者が描く科学ノンフィクション。
目次
第1章 数千年の問いに答えが出る瞬間
第2章 太陽と惑星はどのように生まれたか
第3章 系外惑星探査、苦難の時代
第4章 定説をくつがえすホット・ジュピターの発見
第5章 マイクロレンズ法とトランジット法による大進歩
第6章 恒星とも惑星とも言い難い天体の発見
第7章 はるか彼方の惑星の姿を画像に捉える
第8章 「もう一つの地球」発見競争の始まり
第9章 地球外生命を見つけるにはどうすればいいか
著者等紹介
ジャヤワルダナ,レイ[ジャヤワルダナ,レイ][Jayawardhana,Ray]
トロント大学教授。エール大学とハーバード大学を卒業。惑星の多様性と起源を専門領域とし、世界の系外惑星探査をリードする研究者の一人。すばる望遠鏡などを使って観測天文学による研究を行っている。世界で初めて、系外惑星の直接撮影に成功した研究チームのリーダー。雑誌・テレビなど一般向けのメディアへ、系外惑星探査に関する解説を寄稿したり出演したりすることも多い
阪本芳久[サカモトヨシヒサ]
1950年神奈川県生まれ。翻訳家。慶應義塾大学工学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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