内容説明
一度は読んでおきたい名句集から、賞をとった句集、最近話題の句集まで、古今(明治以降)の100冊を選んで、その句集のコンセプトを作句のヒントにする「俳句発想法」シリーズ第5弾。
目次
第1章 表現技術を磨く(写生の基本―『五百句』高浜虚子;ざっくりと詠む―『喝采』白濱一羊 ほか)
第2章 モティーフを絞る(壮年期の孤愁―『枯野の沖』能村登四郎;いのちを詠う―『歳月』結城昌治 ほか)
第3章 トーンを定める(うす味仕立て―『汀』井上弘美;啖呵を切る―『右目』小豆澤裕子 ほか)
第4章 決め技を持つ(落差をつける―『蕩児』中原道夫;抒情の香り―『淅淅』藤木倶子 ほか)
第5章 自分らしさを出す(涼やかに生きる―『星涼』大木あまり;淡々と思いを描く―『草に花』川島葵 ほか)
著者等紹介
ひらのこぼ[ヒラノコボ]
昭和23年京都生まれ。大阪大学工学部卒業。汽船会社設計部を経て、昭和48年広告制作会社へコピーライターとして入社。平成10年、銀化(中原道夫主宰)に入会。現在銀化同人。里同人。俳人協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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