内容説明
中国人と日本人はなぜもめるのか。トラブルの原因は日本人の価値基準のまま中国人と接するところにあった。中国国営企業の幹部が直伝する「中国人による中国人の取り扱い方」を知れば、中国人との無用なトラブルは必ず回避できる。実際に起こったトラブルの事例をもとに、中国人とうまくビジネスを運ぶためのコツとツボが身につく一冊。
目次
第1章 なぜ中国人と日本人はもめるのか(中国人とビジネスをするために守らなければならないこと;やっかいな中国人の三つのタイプ ほか)
第2章 理解できない言動の理由(黄砂の中で生きる民;一〇年ひと区切り ほか)
第3章 ビジネスパートナーとして接する(喧嘩がしたいのか、仲良くしたいのか(最低限知っておくこと;マスメディアによる幻覚 ほか)
中国式マネジメント術(人材を育てようとする考えをなくすこと;同じ釜の飯を食え ほか)
ビジネスチャンスはここにあり(貧家富路;トラブルの原因は日本サイドの無知にあり))
著者等紹介
鈴木健介[スズキケンスケ]
レコードのプロデューサー、ディレクターを経て、1985年、脱サラして貿易会社を起業。ロイヤルダッチやクレージュなど7社の総代理店となる。1994年10月新華通訊社「瞭望周刊」と広告代理店契約を結ぶ。以後中国でのビジネスを本格化するも、2001年倒産・破産。現在は実務指導を中心にしたコンサルタント会社の代表として、対中ビジネスの経験を生かし日本企業へのアドバイスを積極的に行う。少林寺主宰の社団法人中国少林慈善福利基金会日本分会長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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