内容説明
再び還ることのできない出撃を前に、特攻隊員たちは真心のこもった手紙を書き残しました。両親への感謝、幼い弟妹への気遣い、この国の未来への想い―。温かく、優しい言葉を残して、大空に散った若者たちの記録。
目次
宇佐美輝夫
安原正文
矢作一郎
前田啓
清水保三
小林敏男
中村實
内田新一
佐藤新平
細金政吉〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko@鬼畜ヴィタリにゃん💗
74
いつまでもいつまでも生きていてほしかった、特攻隊員の方々。中にはお子様2人を残して逝かれた方。どうしてそんな方に出撃させるのか分からない。しかも戦争末期。負けると分かっているのに!7月に逝った方のご家族はさぞ悔しい事でしょう。帝大の学生さん、余りにも勿体ない!!!世界を変えた人材かも知れない若き命の数々をむざむざと死に追いやった戦争が心から憎い!!!2022/06/15
chimako
61
知覧特攻平和会館にて購入。人生の入口に立ったばかりの青年たちが死を前に大切な人々に手紙を書く。遺書である。昭和20年3月から6月にかけて知覧からは400機を超える特効機が飛び立ったと言われる。帰りの燃料は積まず敵艦に体当たりするためだけに。既に敗戦は目に見えていたはず。最後の悪あがきのような作戦で命を落とした若者たちの心の中は如何様だったのだろう。母を想い、家族を想い死に行く前にペンをもつ手は震えなかったのだろうか。涙無くしては読むことは出来ない。ただただ冥福を祈るのみ。2014/06/25
モモ
58
特攻隊員が家族に遺した手紙。一人一人の顔写真を見ながら読んだ。まだ18歳の若者から、子どもに手紙を遺した隊員もいる。彼らに課せられた任務は、なんて残酷で非人道的なことだったのだろう。北海道の前田啓さんが遺した手紙『俺が死んだら何人泣くべ』…「いっぱい泣くべ」だよ。検閲されるから言えない言葉もあったのだろう。顔写真の下の戦死日が悲しい。多くの人に読んでもらいたい一冊。2020/09/09
芽
34
写真はとても綺麗だけど、綴られている言葉はとても重く悲哀に満ちていた。彼らの本当の気持ちは今となっては分からないけど、大切な家族と別れなければならない悲しさはあったと思う。2014/02/07
北本 亜嵐
25
戦争の終わりに鹿児島の知覧から陸軍の特攻隊四百数十機が飛び立ち、「特攻」という生きては還れない作戦に志願したのは20歳前後の未来ある若者たち。彼らの残した遺書からは「私より公」「大切な人を思う」純粋な気持ちが綴られている。背景には彼らが見た景色や眠っているであろう海の写真がまた切ない。いつの日か知覧へ行き、先人たちの思いを知りたいと思う。2015/10/13
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