内容説明
ドラフト研究の第一人者が、膨大な観戦データの分析をもとに12球団の戦力を徹底解剖。プロ野球を見るのがもっと面白くなる一冊。
目次
パシフィック・リーグ(福岡ソフトバンクホークス;埼玉西武ライオンズ;千葉ロッテマリーンズ;北海道日本ハムファイターズ;オリックス・バファローズ;東北楽天ゴールデンイーグルス)
セントラル・リーグ(中日ドラゴンズ;阪神タイガース;読売ジャイアンツ;東京ヤクルトスワローズ;広島東洋カープ;横浜ベイスターズ)
著者等紹介
小関順二[コセキジュンジ]
スポーツライター。1952年神奈川県生まれ。日大芸術学部卒。1988年にドラフト会議倶楽部を創設し、模擬ドラフトで注目を集める。2000年より年度版として刊行されている『プロ野球 問題だらけの12球団』など著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
23
シリーズを読み続けていますが、予測が一番当たっているように感じます。阪神の空洞化が是正できていない様子がよくわかります。2023/02/03
金吾
11
今回のドラフトの評価は結果的に当たっているのが多いと感じました。特にドラフトの目玉だった大石や斎藤はズバリ当たっていました。2020/11/06
いぬかいつまき
1
毎年恒例各球団の戦力分析シリーズ。今年で十二支が一周した計算になります。 初期に比べたらだいぶん現場の選手起用に寛容になっていますね。かつては逆に将来のことしか考えずにメチャクチャなこと言ってましたが。 しかし今回は巻末特集がないなどスケール感ボリューム感に乏しく、全体的に文章から真新しさも薄れてややマンネリも感じました。来年還暦とのことですが、まだまだ頑張って下さいよ!2011/04/21
tsuyoshi1_48
1
シーズン開幕前、毎年恒例の一冊。以前より著者がベテランの起用について寛容になった気がする。ストップウォッチを活用した評価方法には、一定の明確な「軸」があり、主張には一貫性と説得力を感じます。2011/04/04
いぬかいつまき
0
去年のおさらい再読。昨年のプロ野球は統一球やセパ審判統一によるゾーンの変更などもあって、超投高打低。当然ながら戦前の予想とは大きく異なる結果が齎された。そんな中で氏の予想はというと、珍しくと言っては失礼だが、的を射ているケースが多い。特に「統一球の影響を最も受けるのは和田」と看破しているのは素晴らしい。 各球団の黄金期を振り返る記述は、初代「問題だらけ」を彷彿とさせるなぁ。2012/04/18