内容説明
これはリーマン・ショックから生じた英国の住宅バブルの崩壊と金融機関の崩壊をつぶさに体験した著者の報告である。銀行の変化は著者を直撃する。やっかい者扱いされる小切手使用者。クレジット・カードの押しつけ。銀行員の成果主義が著者に襲いかかる。破綻した銀行のトップの信じられないような給与とボーナスと退職金。それに翻弄される労働党政権…。著者の観察がさえる。
目次
G20サミット
イギリスの好況と不況
ロンドンの変化、住宅市場の高騰
銀行が変わった
マネー資本主義の象徴、RBS
国会議員の不名誉な行為
自らの病と死をメディアに売り渡した女性
リコウな女性とバカな女性
福祉が変だ?
イギリスは「怒りと恐怖の国」になったのか
移民の功罪
「ターナー発言」
ダンケルク精神
著者等紹介
マークス寿子[マークストシコ]
1936年東京生まれ。早稲田大学政経学部卒業。東京都立大学大学院博士課程修了。1971年ロンドン大学LSE研究員として渡英。ロード・マークス氏と結婚。英国貴族の称号を得る。エセックス大学講師を経て秀明大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- バクの飼主めざして