内容説明
タイ、アメリカ、台湾、中国、ネパール、メキシコ、トルコ…人生への納得を求めて海外に飛び出していった人たちはどのように生きているのか。日本にはない人生を探す旅。
目次
第1章 「飛び出す」という生き方―メキシコに渡った挑戦者たち
第2章 「大失敗」の移住の果てに見つけたもの―タイに渡ったお嬢様
第3章 叶ったようなそうでもないような「夢」―中国に渡った翻訳家志望
第4章 駄目なら帰るという開き直り―タイに渡った役者青年
第5章 出稼ぎで大金手にして豪邸暮らし!?―日本に渡ったネパール男
第6章 月収五千円の豊かな生活―ネパールに渡った異色神父
第7章 五十歳になったら養ってくれ―トルコに渡った定年夫
第8章 安住の地はいったいどこに?―アメリカに渡った台湾娘
第9章 手ぶらの男たちが住みついた街―メキシコに渡った旅人たち
著者等紹介
大倉直[オオクラチョク]
1966年生まれ。ノンフィクション作家。人物ルポ、評伝、紀行などを軸に執筆活動を展開。アルゼンチンへ移民した明治のエリート軍人を追った近著『陸軍将校のつくったチーズ』(愛育社)は、小学館ノンフィクション大賞の最終候補作に選ばれるなど各所で高い評価を得た(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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トクサコ
4
満足。面白かった。日本以外の国で働き、暮らすという選択肢と、それに伴う希望や不安をありのまま与えてくれた。是非、またこの人の別の本を読んでみたい。2014/04/18
がっち
3
様々な人生があるなぁという印象。日本で就職して、そのまま過ごすというのも悪いわけではないが、他にも道がある。それを忘れてはならない。2012/08/15
mitsu
3
色々な人生があると改めて思い、それを決めるのは自分ということを再認識しました。2011/12/10
手ぬぐいゲッター
2
良かった
鏡華月
1
自信と希望を与えてくれる、ノンフィクションの話。何もないからと絶望するより何かしら行動を起こして旅する勇気が必要なのだと感じた。旅することで、本来の場所の違う側面が見え、自分自身を発展させることも一つの生き方なのだと思った。2017/12/14
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