子どもにいちばん教えたいこと―将来を大きく変える理想の教育

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794216595
  • NDC分類 370.4
  • Cコード C0037

内容説明

ロサンゼルスの貧しい移民家庭の子どもばかりの小学校5年生のクラスを受け持ち、教え子が続々と名門大学に進学、医師や科学者を輩出しているすごい先生がいる!信頼にもとづく教室づくり、読書好きにし、文章力をつける工夫、数に親しむ算数の授業、地理や理科の教え方、図工・体育の指導法まですべてを公開。毎年、子どもだけで上演するシェークスピア劇が高く評価され、教師として初めて米国芸術大賞を受賞。指導しだいで子どもは驚くほど伸びることを実証した教師の知恵と工夫が満載された、親と教師必読の書。

目次

1 教室を第二のわが家に(安心して学べる場所をつくる;レベル6の倫理をめざす)
2 子どもを最大限に伸ばす方法(読書を自分のものにする;文章力をつける;算数を楽しむ;テストを攻略する;世界を知る;自分の手で実験する;スポーツから学ぶ;お金の使い方を学ぶ)
3 もっと上をめざそう!(問題を解くスキルを身につける;映画を成長の糧とする;街に出る;ロックバンドをつくる;コミュニティに奉仕する;シェークスピア劇をつくりあげる)

著者等紹介

エスキス,レイフ[エスキス,レイフ][Esquith,Rafe]
ロサンゼルスのダウンタウンの中心にある、移民家庭の子どもが多いホバート小学校で22年間教えている。担任するクラスでは、英語が第二言語である子どもたちが自発的に朝6時半から放課後5時過ぎまで学校に滞在、教科の勉強のほか、ビバルディを演奏し、ロックバンドを組み、シェークスピア劇の練習をし、週末には名画を鑑賞する。教え子は続々と名門大学に進学し、医師や科学者を輩出。毎年上演するシェークスピア劇が高く評価され、教師として初めて米国芸術大賞を受賞。他にも数々の賞を受賞している

菅靖彦[スガヤスヒコ]
翻訳家、セラピスト。日本トランスパーソナル学会副会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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カッパ

10
なんとなく手に取ってみたのだが思いのほか参考になった。恐怖でななく信頼感からはじまる。というのはうなずける。ありとあらゆる質問に答え不公平はしない。これが案外むつかしいように思った。読書へのアプローチや算数へのアプローチなどやりかたも紹介している。子供たちにいちばん教えたいことはきっときみたちならできるということをわかってももらうことなのではないかと感じた。2019/10/03

しゅんどーん

1
ロサンゼルスの小学校の名物教師である著者。移民の割合が高い地区で、貧困や暴力に飼い慣らされた子どもたちが多いなか、彼のクラスは知性と遊び心に満ちている。そんな著者が長年の教員生活を振り返り、"子どもに教えたいこと"を世界に訴える。2018/12/08

roddy

0
日本の学校では当たり前のように行われていることも書いてある。教育するための様々なアプローチは読んで理解できたが、人を創るという最終目的を、達成することは難しい。結局は教師の人間力だと思う。2016/03/11

Ikechan

0
★★★★2014/10/25

ジャッキー

0
道徳を身につけさせるのが最終目標。そのためのアプローチとして読書や算数ゲーム、経済、映画、音楽、演劇を利用すると言うのが趣旨か。もともとのゆとりってこういう事を教師にやらせたかったのだろうけど、それには子供達が学校で過ごす時間が足りなさすぎたと思う。ましてや教師の準備の時間も。学校という集団ではグループだからこその強みを生かせるが、親として吸収力の良い小学生の時間にグループが作れない中、どれだけこういった教育に近づけられるかが問題か。2013/03/09

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