内容説明
漢字の成り立ちを知って書けば、なぜこの書き順なのかがわかる。正しい書き順に従えば、バランスのいい文字がスムーズに書ける。本書はそのためのさまざまな知識を紹介しつつ、実際に書き込んで練習できる本です。部首別に漢字のグループを知る、似ているけれどちがう字を知るなど、それぞれの文字について「篆書(てんしょ)」と呼ばれる古代文字からの成り立ちを解説していきます。さらに篆書そのものを実際に書いてみることで、「書いて知る」を文字通りに体験できるというユニークな漢字練習帳です。
目次
第1章 グループで文字を知って書く(「目」から広がる漢字;「心」から広がる漢字;「手」から広がる漢字 ほか)
第2章 間違えやすい漢字を知って書く(「施」「旋」と「宜」「宣」のちがいを知る;「已」「巳」「己」のちがいを知る;「爪」「瓜」と「孤」「弧」のちがいを知る ほか)
第3章 ことばを知って書く(ことば練習帳―「目」「心」;ことば練習帳―「手」「欠」;四字熟語1―ことば力をつける ほか)
著者等紹介
山元宣宏[ヤマモトノブヒロ]
1976年、三重県生まれ。奈良教育大学教育学部総合文化科学課程書法芸術科卒業。中国政府奨学金留学生として1997‐99年に中央美術学院(中国画系書法班)留学。奈良教育大学修士課程(教育学)、京都大学大学院修士課程(人間・環境学)修了。現在、京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程在学中。日本学術振興会特別研究員(21COE)。第1・2回全日本高校・大学生書道展連続大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 和書
- 弾塑性力学の基礎