内容説明
道に迷ったときは立ちどまって、じっと「心の声」に耳をかたむけてごらん。家を出た孫娘にあてて、老女は置き手紙のつもりで日記を綴り始める。穏やかな語りかけが、生きることへの励ましと安らぎを与えてくれる、心にのこる名作。
著者等紹介
タマーロ,スザンナ[タマーロ,スザンナ][Tamaro,Susanna]
1957年、イタリア・トリエステに生まれる。子どもの頃に両親が離婚し、祖母に育てられる。10代の終わりにローマへ移り、映画実験センターでシナリオの勉強を始める。イタリア国営放送のために記録映画を製作しながら小説を書きつづけ、1989年に処女作『うわの空で』を発表、エルサ・モランテ賞を受賞。91年には短編集『独りごとのように』を発表し、イタリア・ペンクラブ賞、ラパッロ賞を受賞。イタリア中部ウンブリアのオルヴィエートに住む
泉典子[イズミノリコ]
1942年、神奈川県に生まれる。東京外国語大学大学院修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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