出版社内容情報
アイアイほか希少な生物の宝庫マダガスカル。「時の方舟」ともいうべき島にとりつかれた霊長類学者の十年にわたる探検と自然保護の記録。カラー32ページ
内容説明
アイアイをはじめとする稀少生物の宝庫、「時の箱舟」ともいうべき島、マダガスカルに魅せられた著者は調査・研究のために二十年間、何度も島を訪れた。自然の破壊が進み、森が消えていくなかで貴重な生物が絶滅の危機にひんしている。長年、自然保護に奔走し、調査につとめた霊長類学者がマダガスカルの自然と人をエピソード豊かに描く。
目次
第1章 チンバザザ公園の臨時職員―アンタナナリヴ1990
第2章 アイアイの家をつくる―アンタナナリヴ1992‐94
第3章 無人島への招待―ヌシ・マンガベ1993
第4章 サルの島へ―ヌシ・コンバ1995
第5章 アイアイと森林を探す旅―アンジアマンギラーナ1998‐99
第6章 荒野の旅―マングキ川1998
第7章 「時の箱舟」の発見―アンジアマンギラーナ調査基地建設1999
著者等紹介
島泰三[シマタイゾウ]
1946年、山口県下関生まれ。下関西高等学校、東京大学理学部人類学教室卒業。房総自然博物館館長、雑誌『にほんざる』編集長、(財)日本野生生物研究センター主任研究員、天然記念物ニホンザルの生息地保護管理調査団(高宕山、臥牛山)主任調査員、国際協力事業団マダガスカル国派遣専門家(霊長類学指導)などを経て、現在NGO日本アイアイファンド代表、理学博士(京大)、マダガスカル国第五等勲位「シュバリエ」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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orangepelican
yyrn
kamayan1192
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