エアデールテリア物語―人にいちばん近い犬

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794214775
  • NDC分類 645.6
  • Cコード C0095

内容説明

家族に安らぎをもたらすコンパニオン犬、老人や幼稚園の慰問に訪れるセラピー犬である一方、猛々しく猪を狩る猟犬、凶悪な犯人を追う警察犬としても抜群の能力を発揮するエアデールテリア。エアデールテリアは賢くて勇気があり、さばけた性格で多芸多才、感情の細かさをあわせもつ、実に人に近い犬といえる。この本は、万能犬エアデール復活の夢に賭け、その能力の限界までを追い求めた一人の獣医と、健気にも期待に応えた5頭の犬たちとの、壮絶なまでの厳しさと、ほほえましいまでの優しさを描いた物語である。

目次

万能犬エアデールテリアのすばらしさ
パスカルの章―期待と失望そして怒り/隠れた名犬
ニックの章―驚愕と称賛/初めて出会った万能犬
ペニイの章―悲運の名犬/壮絶なる別れ
メロディの章―性格と能力のアンバランス/山中で活躍
ゴッドマン2号の章―美しく明るく有能な稀代の名犬
これからのエアデールテリア

著者等紹介

遠藤貴壽[エンドウタカヒサ]
獣医。1954(昭和29)年、島根県隠岐島生まれ。77年、山口大学農学部獣医学科卒。獣医師免許を取得。79年、大阪府立大学大学院農学研究科修士課程獣医学専攻修了。同年4月から90年3月まで、神戸市役所に在職。92年4月、兵庫県加古川市に「グリーンピース動物病院」を開設、おもに犬猫の診療をおこない、現在にいたる

増田勝正[マスダカツマサ]
日本写真家協会会員。1945(昭和20)年、東京生まれ。犬、猫の写真を専門に30年以上撮りつづける。現在、バニーズ・マウンテン・ドッグ、ジャック・ラッセル・テリアなど6種類の犬、エキゾチックなど7種類の猫、ハムスター、うさぎなど、たくさんの動物パートナーに囲まれて暮らす。千葉県在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Anna Nishikawa

1
再読。飲んじゃいけない薬を健康な犬に与えてしまう、という大失敗をやらかしたため、反省の意味も込めて再読。著者は、獣医でありながら猪などを狩るハンター。エアデールテリアの使役犬としての才能を日本に広めるために活動なさっていた方。イタズラ好きのエアデールテリアが、著者が近づくとピシッと働き者の表情になるのをこの目で見て、ペットじゃない犬の凄さを感じたことを思い出す。我が家のエアデールとは大違い。2018/02/18

にしき

0
獣医さんの視点の内容など興味深い部分は多いのですが、競技会と狩猟と、話がふらふらして読みづらく感じました。多方面の活躍を期待されるエアデールテリアの周知に努める方の著作なので妥当なのかも。職業犬の話は興味深いのに、読んでいてどことなく楽しくないのは単純に私との相性が良くないだけだと思います。後半に多い狩猟犬としての話に惹かれました。括り罠をする人が「(万が一の際の飼い主との事後処理も含めて)罠に猟犬が掛かるのが怖い」と書いたものを読んだことがあり、そりゃ追い猟する人も怖いよね……と納得。2014/04/20

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