出版社内容情報
言葉の力に注目し、親子関係に革命をもたらした世界的ロングベストセラー。
内容説明
親も子どもも怒らずにすむ話し方、聞き方のコツ教えます!親がこんな言葉を返せば、問題は自然に解決する!子どもが変わる親子の会話。
目次
1章 親しみを生む親子の会話
2章 子どものためになるほめ方と怒り方
3章 この言い方が事態を悪化させる
4章 責任感を育てるために
5章 罰しないでしつける方法
6章 イライラしないで過ごすために
7章 ねたみと嫉妬にどう対応するか
8章 子どもの不安にどう対応するか
9章 性的な話題にどう答えるか
10章 思いやりのある話し方を学ぼう
著者等紹介
ギノット,ハイム・G.[ギノット,ハイムG.][Ginott,Haim G.]
イスラエルで牧師を経験した後、コロンビア大学で博士号を取得。臨床心理学者、子どものセラピストとして活躍し、親の教育プログラムを実施する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mug
62
思い返してみると、反省することばかり…。自分の子どもというだけで、随分な言い方をしているなぁとただただ反省😅😅 ▽思いやりをもって子どもに応じる努力を ▽口やかましく言っても無駄 ▽子どもの行動の引き金になっている感情に反応する2020/08/25
mug
53
『まちがいが起こったら、反応しないで対応しよう』 『どんなに仕事や責任を強要しても、それに抵抗する十分な時間とエネルギーを子どもたちはもっている。』 『感情を許し、行動を制限する』 なるほどね~と思えることがこれ以外にも多数。子育てには、愛情だけでなく冷静な思考と対応が必要だと改めて認識した。…そうできれば苦労しないんだけど(笑) 2021/09/23
mincharos
31
ほとんど育児本は読まないんだけど、評価がすごくよかったので読んでみたら、とても勉強になった!上の子が6歳になったばかりで、成長したなーという面は大いにあるんだけど、怒りっぽいことに悩んでた。その対処法がずばり!書いてあった。子供のしつけをするのに、愛情だけでは足りなくてスキルを身に付ける必要がある。大人目線ではなく子供の気持ちに寄り添って、気持ちを理解するような声掛けをすること。子供の負の感情を認めてあげる。注意する時は決して人格を否定するようなことは言わず、簡潔に事実だけを言う。読み込みたいので買おう!2017/10/22
しぃ
24
まさに親の教科書…子どもが5歳になったら読んで損はないと思う。ダメな言い方は何も考えずにそうしてること、それに違和感がないことが恐ろしい。周りやメディアでもそんな対応が溢れてるってことだ。そんな環境で親のスキルを身につけるのはとっても大変な意識改革が必要…頑張ろう。感情に寄り添う、説教しない。生活の中で叱る必要が本当にある局面なんてほとんどない。最近の親が叱らなくなったなんて論調、消えてなくなっちゃえばいいのに。2014/10/12
ぐっち
21
翻訳ものの本ですが、ダメな言い方には思い当たる節が多数…。子どもがふてくされる気持ちに納得。読んでるときはなるほどと思いますが、読み終わって感想を書くまでの間に良い言い方を忘れてしまい…親のスキルを身につけるのは大変だなあと思います。2014/02/15