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みどりの窓口を支える「マルス」の謎―世界最大の座席予約システムの誕生と進化

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  • サイズ B6判/ページ数 231p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794214331
  • NDC分類 686.51
  • Cコード C0065

内容説明

開発の歴史から将来の進化まで、あの「プロジェクトX」でも取りあげたマルス・システムの全容を描く。

目次

第1章 マルスへの素朴な疑問―一日に二〇〇万枚の発券が可能なわけ(そもそも「きっぷ」とは何か―「前払い」が原則の鉄道運賃;発券までの六秒間で何をやっているのか―空席を探す時間は一〇〇〇分の四秒 ほか)
第2章 マルス開発の歴史―世界最大の座席予約システムの誕生と進化(なぜ国鉄はコンピューター化に取り組んだのか―回転台での職人芸に限界;「みどりの窓口」の誕生―高速鉄道に見合った販売体制が確立 ほか)
第3章 マルスの秘密―成功に導いたノウハウとは?(いかにして二重発券を防いでいるのか―重複発券を発見するプログラムがある;ピークをいかに分散させるか―人気列車の座席の獲得は最初の一時間が勝負 ほか)
第4章 マルスが拓く鉄道の未来―ICカードと改札の自動化で旅が変わる(車内での検札はなくなる―廃止に踏み切ったJR東日本;窓口に行かずにきっぷが買える―指定席の自動券売機が増えている ほか)

著者等紹介

杉浦一機[スギウラカズキ]
1947年生まれ。運輸アナリスト。利用者の立場からの運輸問題への鋭い論評には定評がある。特に航空分野での造詣が深い。参議院運輸委員会調査室客員調査員などを歴任し、現在は経済産業省産業構造審議会臨時委員、東京都の航空関係委員会委員、福岡空港調査委員会委員などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

びすけっと

6
2005年10月刊。JRの座席予約システム「マルス」(今やほとんど乗車券類と合わせた販売システムとなっているけれど)の開発秘話のプロジェクトXを見たいなと思って、探し当てた本。窓口係員が介在しない指定席券売機の登場や携帯、パソコンからの予約によって大きな変化を遂げています。が、ことに発券に関しては係員を介した方が速いのです。常に利用し、慣れている人はいいけれど、旅客全てがそうではない。スーパーで見られるマイレジと同じ。著者は有人窓口は減るだろうと言っていますが、減るほどにサービス低下になるだろうなあ。2014/05/28

山ちゃん

0
プロジェクトxも見たい。これは買ってからまた読もうと思う。2013/05/06

NoDurians

0
再読。タイトルの割にマルス以外に割いているページがけっこう多い。プロジェクトXの本と合わせて読むといいのでは。2011/12/20

Satoshi Murai

0
20年前のマルスが出てきたりして、懐かしいところもあった。特段「謎」は書いていなかったと思うし、航空会社のCRSとの比較の下りは冗長だった。何より5年前の本ということで情報が古かった。 しかしながら、鉄ではないはずの自分も、妙にわくわくと読まされてしまったことは隠しておけない。2011/08/25

mustang

0
興味深くて楽しい本。2008/12/20

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