出版社内容情報
禅寺で修練を重ね僧侶となったぶち猫コヤバシ。弟子猫タネダを伴い修行の旅へ。人生の大切な何かが見つかる大人の人生寓話。
内容説明
禅寺に預けられ、炊事洗濯、掃除にお経と修練を重ね、僧侶となったぶち猫コヤバシは、いざ、修行の旅へ!お供するのは小僧猫タネダ。雨に濡れ、腹をすかせて日本全国東へ西へ、遠く険しい禅の道。大ネズミと闘い、浪人ネコとにらみ合い、二匹がさがす「この世の真理」とはいかに―。悩める人、迷いのある人、うまくいかない人も、きっと何かが見つかる大人のための人生寓話。
目次
コヤバシ、旅に出る
四つの気高い真理(人生は苦である;苦しみには理由がある;“おのれ”を捨て去る ほか)
八つの正しい道(正しい見方;正しい考え方;正しい言葉 ほか)
高みへの道―六つの徳(寛容;忍耐;戒律 ほか)
著者等紹介
ブリュネル,アンリ[ブリュネル,アンリ][Brunel,Henri]
リセの校長を経て、三十年間にわたりヨガの教師
ルウ,クリスチャン[ルウ,クリスチャン][Roux,Christian]
1952年生まれ。1971年に「アクチュエル」「月刊チャーリー」「ハラ・キリ」などの前衛誌でデビュー。「マリ・クレール」「ワシントンポスト」からコダックの広告まで、欧米で幅広く活躍する著名なイラストレーター
中原毅志[ナカハラツヨシ]
1943年生まれ。翻訳家。ルーヴァン・カトリック大学(ベルギー)卒業
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Row_the_Punks
1
修行中の猫と師匠の禅問答ですが、いまいち禅と結びつきにくいというか、物足りない感じがしました。2013/09/15
ぶっちゃん
0
絵本だけど、禅はむつかしー。2015/04/11
ぽけっとふくろう
0
日々是修行。2014/12/27
かずぴー
0
スティーブジョブズの愛した禅ってなんだろう…そんな人はこれ読んでみましょう!!。ふわふわなネコのイラスト付きで、2匹の猫が旅しながら禅の教えをうんたらしていく話。小学生でも読める!!苦痛とはなんなのか、期待とのギャップで一喜一憂してしまうからだ、だったら過去の経験や予想なんていらない、今ここのあるがままを受け入れよう!!2014/06/10
ふじ
0
フランスの人が書いた禅の本か~猫の絵が可愛いな……と何気なく手にとったら師弟ネタとしてマイツボだった「《弟子のいない師匠とは、どういうものか?》それを考えると、何かを失ったような気持ちにおそわれ、悲しくなってしまうのだ。《つまり、わたしはこのおめでたいタネダのことが好きなのだ》」やっぱ師匠ってのはツンデレでないとね……!!絵のかわいさと萌え成分を除いたらまあ他愛ない内容です2012/02/04