内容説明
デッサン先行、ホンモノらしさ重視の西洋技法を捨ててペン1本で自由に描けば、自分らしい絵が生まれます。魅力的な風景と人物スケッチを楽しみながら解説を読めば、旅先でスケッチするコツがわかります。年代、性別、技量が様々な生徒の作例とコメントから、永沢流スケッチの面白さが実感できます。
目次
第1章 「線」スケッチはこうして生まれた
第2章 「自分の線」をつくる
第3章 ケニアで人間を描く
第4章 イタリアで色を塗る―「自分の色」について考え始めること
第5章 パリで一点突破をやってみる
第6章 絵に自分が出ると、がぜん楽しくなる―自分発見のスケッチに挑む人たち
著者等紹介
永沢まこと[ナガサワマコト]
画家。1936年東京生まれ。学習院大学政治学科卒。アニメーターとして活動の後、78年より8年間ニューヨーク・ソーホーに在住。スピード感と明るさに溢れた独自のスタイルを確立する。現在は東京を拠点に世界を旅しては、各地の風景と人々の姿を精力的に描き続けている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
OHモリ
2
●登山中はスナップ写真や風景写真を撮る人は多く見かけるし、写真を撮ることを目的にそのための大きな荷物を担いで山に登る人も多い。それとは別に、ごく少数派だけどスケッチブックを広げて、記憶はあいまいだけど筆だったかペンだったかを走らせている人を見かけたこともある。「いいな」と思った。世の中では絵手紙なんてのも流行っているみたいだし、絵心はなくても少々下手でも「趣味で絵を描いたりするのもいいな」というか、「描けたらいいな」という憧れや期待もあって、取り合えずずっと気になっていた永沢まことさんの図書館本。2018/04/16
ゆき
1
書き続けた人の絵が変わっているのを見るのは楽しい。 約一年ぶりの再読。思っているほど量を描いていないと改めて省みました。2015/08/15
ゆき
0
図書館:以前に持っていたが手放していたので、改めて手に取る。デッサンをやるかは、自発的にうまくなりたいという思いがあればとのことで、納得。2014/08/22
みらふぉ
0
スケッチを通し、自分を見つめるといった趣旨があるような、、ないような?色合いだとか構図ではなく、線に特化した内容で中々に面白かった。古い本だが今でも十分参考になる。急に生徒さんの作品類が出たのはどうした?と思ったけど。 2019/09/04
kanki
0
完璧主義には合ってる2019/08/22
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