あなたのマンションが廃墟になる日―建て替えにひそむ危険な落とし穴

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あなたのマンションが廃墟になる日―建て替えにひそむ危険な落とし穴

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  • サイズ B6判/ページ数 286p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794212993
  • NDC分類 365.35
  • Cコード C0095

内容説明

なぜか日本のマンションは「30年」という欧米の3分の1にも満たない短い期間で壊され、新築されている。現在、築後30年を過ぎて「建て替え」の問題に直面している分譲マンションは27万戸。それが10年後には100万戸にまで膨れあがるという。これらのマンションの「建て替え」を推進させるため、大手不動産会社や建設会社の強い圧力を受けた国が成立させた「マンション建て替え円滑化法」が、02年12月から施行されている。老朽化したマンションはどんどん壊して建て替える。際限なきスクラップ&ビルドの大波が日本を覆いはじめた。だが当事者の住民たちは出口のない難題に苦しめられていた…。

目次

プロローグ 奇妙な法改正―建て替えラッシュへの地ならし
第1章 さまよう老朽団地―出口のない建て替え問題
第2章 誰が「三〇年寿命」にするのか―住宅無計画列島の系譜
第3章 被災マンション建て替え問題―神戸震災解体の真相
第4章 住み慣れた住居とともに―建築再生への新たな試み
第5章 いい建物を永く使う―ヨーロッパの再生モデルに学ぶ

著者等紹介

山岡淳一郎[ヤマオカジュンイチロウ]
1959年、愛媛県生まれ。ノンフィクション作家。住宅、医療、企業活動、海外紀行、スポーツなど幅広く執筆中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

i-miya

16
(切欠)日経ビジネス(副題) 建替えに潜む危険な落とし穴。(あとがき) イヨカンの島。道後へ。「木と紙」からレンガ・石を経ないで「鉄筋コンクリートへ」30年サイクル建て替え。(参考文献) 『金環食』石川達三。(プロローグ 奇妙な法改正-建て替えラッシュへの地ならし。)区分所有法改正。2002.08.06 法制審議会。小泉構造改革。公共工事削減。三菱地所、2002年「丸ビル」1000%→1437%容積率。旧丸ビルの6倍。「空中権の移転」奥の手。2010/03/07

きくまる

5
マンションっていつまで住めるんだろう?と思っていた。居住者それぞれの事情も思いもあるし。なぜ日本だけ30年で建て替えという話になるのか。それは居住者の都合ではなく、お上の都合。つまり政治家・建築業etc.の都合。その政策に振り回され、結局多額のローンを抱えることになる住民の立場で考えてくれる人はいないのか!ああ、読まなきゃよかったという思いの反面、海外では修繕優先だという話、立ち上がる民間人の話、リファイン住宅という救いの手!道はある。とっても険しい道だわなあ。でもやっぱり、集合住宅が好きだなあ、私。2013/09/19

hapim

4
30年で建て替えって、、、 35年ローンの人はどうすればいいのか? 阪神大震災で被害を受けたマンションについて、建て替えか補修かこんなにもめていたなんて知らなかった。。。2010/02/25

tarazanzan

2
少し古いから、変更点もあるのかもしれないけれど、非常に参考になった、阪神大震災の項目のあたり。マンションを買った後に読むべき本じゃあないよな。2012/06/23

♪みどりpiyopiyo♪

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