内容説明
アメリカ北西部に、長年にわたり売上げナンバーワンを誇る一人のセールスマンがいる。彼の名はビル・ポーター。脳性まひのため手足が多少不自由で、言葉がうまく話せない。誰もが働くことは無理だと言ったが、彼は決してあきらめなかった。「二度と来るな」と断られても、彼は決してめげなかった。車が運転できなければ、一軒一軒歩いてまわればいい。ノーと言われたら、今度はもっといい提案の仕方を考えよう。朗らかで実直、前向きで暖かな彼の人柄に、やがてお客はみな、心の扉を開く―。「誰の人生にも、障害など何ひとつない」と語る彼のひたむきさが心にしみる、感動のストーリー。
著者等紹介
ブレイディ，シェリー［ブレイディ，シェリー］［Ｂｒａｄｙ，Ｓｈｅｌｌｙ］
高校生のときに初めて障害をものともせず、セールスマンとして活躍するビル・ポーターの下で配達の仕事を手伝う。その後、彼のアシスタントとして、身の回りの世話や講演活動を手助けしている
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感想・レビュー
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鴨ミール
22
お気に入りさんの感想を読んで知った本。脳性まひのため手足が多少不自由で言葉がうまく話せないセールスマン ビル・ポーターさん。しかし彼自身は脳性まひをしょうがいとはとらえていない。それは両親の教育によるところが大きいと思った。しょうがいを受け止める人のこころが幸せ不幸せをわけるのか。ビル・ポーターさんからの結びのことばに「あなたの人生も重要だということです。(中略)自分の人生を精いっぱい生きるだけで、きっとみなさんも、ほかの人たちに勇気をあたえることができるはずです」とある。私の人生を私も精一杯生きなければ2015/10/20
みゃーこ
10
変えられないものを受け入れる落ち着きと、 変えられるものは変えていける勇気と、 その二つのものを見分ける賢さを …これは「平安の祈り」という一文ですが、 これをそのまま実践にうつした人の話です。 勇気と感動をありがとう。2012/08/15
貧家ピー
3
脳性まひでトップセールマンのビルの話。 アメリカのテレビで取り上げられて大反響だったそうで、本書もその番組をきっかけに出版された。 障害なんてない、普通のことをやっているだけというのがいいなあ。2004/11/23
ロマンスカー大爆破
3
継続性の大切さを改めて。2016/03/08
さっちぃ
2
二宮くんのドラマをみてずっと読みたかった原作。でも私にとってはドラマの方が感動が伝わるしわかりやすかった…かな2010/08/03
