危ない少年たちを救え

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  • サイズ B6判/ページ数 339p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794212474
  • NDC分類 371.45
  • Cコード C0036

内容説明

アメリカも日本も同じだ。少年犯罪の多発が社会問題化している。現代社会では少女より少年が一人前に育つのは難しい。この本はベテランの男子校カウンセラーが少年特有の心身の問題と解決法をさまざまな実例を交えつつ、やさしく説いている。親・教育者心読の「少年の育て方」。

目次

選べない道―男の子は男らしく
疎まれる存在―初等教育期の男の子の悩み
虐待か、しつけか?
闘争社会のいじめの文化
父と息子―やるせなき隔たり、遙かなる想い
母と息子―永遠の絆、巣立ちの訣別
引きこもり症候群―孤独の砦
少年はなぜ自殺してしまうのか
空虚を満たす飲酒とドラッグ
ロマンシング・ザ・ストーン―少年の愛とセックス
怒りと暴力―秘められた憤怒
少年たちが必要としているもの

著者等紹介

キンドロン,ダン[キンドロン,ダン][Kindlon,Dan]
1953年生まれ。アメリカの心理学者。ハーバード大学教授。同大学で15年間児童心理学を教え、子どもの心身の発達についての研究を指導する一方、ボストンの私立男子校のカウンセラーとして10年間にわたり少年のケアに従事。現在は少年とその家族を対象とする個人セラピーのクリニックを開業している

トンプソン,マイケル[トンプソン,マイケル][Thompson,Michael]
1947年生まれ。アメリカの児童心理学者。少年の心身発達に関する問題をテーマに国内全域で広く講演活動を行っている。少年問題に悩む親や教師、少年本人のためのワークショップを開設。15年以上もの間、セラピストとして相談に乗ってきた経験を持ち、やはりボストン地域の私立男子校のカウンセラーをつとめ、現在はクリニックを開業している
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

少穆

0
 カウンセリングを実施してきたなかから、著者たちが印象に残った子たちを取りあげているといった体裁。具体的にどうするべきか、といった押しつけがましいことはほとんど書かれておらず、短くまとめられた事例が並ぶ。  テストステロンはリーダー格の少年よりも、つまはじきにされた少年のほうが高い濃度であるなど、知らなかったことを学ぶことが出来た。  読むときはタオルの用意を推奨します。いくつかの話は泣けますので。 ★★★★☆ (気分的には4つ半といったところだが)2013/05/27

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