内容説明
「民主化の闘士」は、北朝鮮のエージェントだったのか?疑惑の核心に迫る!金大中大統領は、共産主義の浸透を防止あるいは反対するよりは、これを包容し、市場経済よりは社会主義経済体制を選ぶ政策を採った。その結果、北朝鮮の共産主義体制は崩壊寸前に生き延びたばかりか、強大な軍備をととのえることによって、韓国の安全はもとより、その同盟国であるアメリカの安全さえも脅かすことになった。日本の安全についてもいうまでもない。
目次
第1章 虚偽にみちた人物(この人はいつ生まれたのか;二転三転する学歴 ほか)
第2章 北朝鮮とのコネクション(拉致事件まで日本で何をしていたのか;昨日の同志、韓民統を切り捨てる ほか)
第3章 親北・大衆迎合政策の実態(「一民族二体制を根づかせる」;「国家保安法」を骨抜きに ほか)
第4章 南北頂上会談の真実(五十五分間の車中秘密会談;一九九四年からの伏線と独断専行 ほか)
第5章 盧武鉉政権誕生の意味(最も「成分」がよかった候補;参与民主主義にのって当選 ほか)
著者等紹介
李度〓[イドヒョン]
1933年、ソウル生まれ。50年、ソウル工高在学中、軍に入隊。53年、陸軍中尉任官。米陸軍情報学校修了、陸軍政訓学校教官、64年、予備役編入、陸軍大尉。この間、62年、建国大学国文科卒業。64年、朝鮮日報社入社。ベトナム特派員、外信部長、日本特派員、論説委員を経て、92年退社。75年~76年、慶応義塾大学新聞研究所留学。現在、『韓国論壇』の発行人兼社長。言論界に対する金大中政権の厳しい締めつけに抗し、鋭い評論活動を展開。韓国有数の論客としても知られる。韓日協力委員会常任委員、英国国際戦略問題研究所正会員、日本国際文化会館会員
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