出版社内容情報
バブルの渦中で懸命に「何か」を探していた彼女たちが、今、離婚やDVなどさまざまな葛藤から見出した答えとは――。移ろいゆく時代の現在を見つめる。
内容説明
24歳でマンションを買った恵子さんは、会社のお金を使い込んで解雇されていた。不倫をしていた百合さんは、社宅でささやかに家庭を営んでいる―。「何でも手に入る」ような気分と、「どんな生き方も選べる」不安。一生独りかもしれないという、焦燥と自負。バブルと呼ばれた時代の渦中で、揺れる思いを抱え、懸命に自分の人生を探していた「結婚しないかもしれない症候群」の彼女たちは、10年後の今、どんな生き方を選び、どんな幸せを見つけたのだろう―。結婚と出産を経験した作家・谷村志穂が、自らの原点を訪ね、いまふたたび時代の波間に泳ぎ出る!『結婚しないかもしれない症候群』から10年の時をへて紡がれる待望のノンフィクション。
目次
みんなに会ってみたい
十年の長い爪痕
仕事や恋の階段
私たちの家族ごっこ
女が抱える荷物
“癒しの森”に集う心
“マンション購入組”のその後
駆け抜ける女たち
産婦人科医と探す、この十年
母子生活支援施設からの風景
そして〈独身女性〉は、いなくなった
ヘレン・E.フィッシャー博士に聞く、結婚の未来
著者等紹介
谷村志穂[タニムラシホ]
1962年、札幌に生まれる。北海道大学農学部で動物生態学を専攻。卒業後、出版社勤務をへて執筆活動に入る。90年、ノンフィクション『結婚しないかもしれない症候群』(主婦の友社、角川文庫)で、女性たちの支持を集める
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