内容説明
野村克也はなぜ阪神でダメだったのか。戦力的にもっとも恵まれた巨人から名将がでないのはなぜか。森、仰木、上田、広岡、古葉、権藤など、特筆すべき采配を振るった監督を取り上げて、彼らの敗因と名監督の条件を考える。
目次
第1章 「名将」はなぜ敗れたか
第2章 名将になれなかった男たち
第3章 悲運の名将たち
第4章 巨人の監督は名将になれるか
第5章 名将に挑む男たち
第6章 名将の条件
著者等紹介
工藤健策[クドウケンサク]
1942年横浜生まれ。明治大学卒業後、ラジオ局入社。アナウンサー、ディレクターとして野球、ラグビー、サッカー等を取材。1989年度日本経済新聞・テレビ東京主催のビジネスストーリー大賞受賞。1992年度NHK「演芸台本コンクール」佳作入賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
6
戦績が優秀であることは、名将と呼ばれるための必要条件ではある。しかし、いくら戦績が優秀であっても、それだけで名将となるわけではない。その上で人間的な魅力があり、ファンや選手、コーチからすかれ、良い意味で記憶に残るという能力が、名将には必要になる。2013/09/30
Humbaba
2
選手は将棋の駒ではない。感情を持った人間である。そのため、精神状態によってプレーが大きく変化する。名将と呼ばれるような人間は、みなそれを上手に操作していた。例え良くない自体が起きたとしても、それを逆手に取ってチームをひとつに纏める事ができる人間こそが名将と呼ばれる存在である。2014/01/31
金吾
1
古い本ですが、野球好きな人にとってはそれなりに楽しめます。2019/12/27
りんごのなる木
0
さまざまな監督について書かれた本2010/02/22
Stair512754
0
前に読んだことがあったような気がしたのだが・・・ 気のせいだったみたい 冒頭、野村監督はなぜヤクルトをあんあに強くしたのに 阪神で結果を残せなかったのか? という命題に検証を加えている部分が非常におもしろかった ここで確かな数字に基づいて行われたことに 野村監督がどう反論するのか見物だわ(笑) 詳細は・・・読んでみてください けど野村さんにはもっかいどっかの監督やってもらいたいんだけどねえ・・・ もっかい阪神・・・どうかなあ? 2011/05/25
-
- 電子書籍
- イケない遊び