内容説明
「夜なべ」「手鍋下げても」「細君」…。生活環境や価値観の変化によって現在は死語化している味のある言葉を取り上げ、そこに込められた日本人独特の美意識の再評価を説く。
目次
序章 失われた日本語
第1章 風景のなかの言葉
第2章 少年少女を勇気づけた言葉
第3章 日本人の美意識が生みだした言葉
第4章 日本男子と大和撫子の言葉
第5章 失われた悪口の世界
対談 不思議な日本人の脳と日本語の力
著者等紹介
林秀彦[ハヤシヒデヒコ]
1934年東京生まれ。学習院高等科より55年~61年ザール大学(独)、モンプリエ大学(仏)に学ぶ。哲学専攻。柔道師範。帰国後は脚本家として活躍。88年オーストラリアに移住
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