だからアメリカは嫌われる

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  • サイズ B6判/ページ数 252p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794211668
  • NDC分類 302.53
  • Cコード C0031

出版社内容情報

世界一九カ国に取材し、自国の無知・非常識ぶりを痛感した米国人ジャーナリストが、その矛盾と問題点を告発する。

内容説明

圧倒的な経済力と軍事力を誇り、世界の警察を自任するアメリカ。だが果たして本当にそれに相応しい国だろうか。自国の意に添わない国を「ならず者」「テロリスト」呼ばわりし、発展途上国が貧しいのは「努力が足りないからだ」と斬り捨てる。あるいはアメリカは自由と民主主義の国だと言い張り、世界中どこでも「英語」は通じるものと信じて疑わない。いったいなぜアメリカは、アメリカ人は、あのような振る舞いをするのか。世界19カ国を巡り、環境危機地帯を実地に取材する旅の中で、自国の勘違いと非常識ぶりを痛感したアメリカ人ジャーナリストがつづる告発の書。

目次

第1章 世界を知らないアメリカ
第2章 豊かさが犠牲にしたもの
第3章 本当に自由の国なのか
第4章 アメリカ「帝国」がしてきたこと
第5章 堕落したメディア
第6章 行きすぎた「ドル」信仰
第7章 失われたアメリカン・ドリーム
第8章 アメリカ民主主義の悲喜劇
第9章 心の植民地化
第10章 9・11をどう超えるか

著者等紹介

ハーツガード,マーク[ハーツガード,マーク][Hertsgaard,Mark]
1956年生まれ。ジャーナリスト。New York Times、The New Yorker、Atlantic Monthlyなど、多数の新聞・雑誌へ寄稿

忠平美幸[タダヒラミユキ]
1962年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。早稲田大学図書館司書をへて現在は翻訳に従事
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

2
ふむ2024/12/18

FK

0
内容は凄くて良いのであるが、中身のしんどさでなかなか読めなかった。/じつは厄介なことに、アメリカ人の大半は外の世界のことをほとんど知らず、とりわけ、政府がアメリカ人の名を借りて何をしているかという情報に不足しているのである。(P.84)/理解していただきたい。アメリカでは「リベラル」といえば「左翼」のことであり、反政府、反企業、反体制の含みを持つ。(P.108)/幸いにも、アメリカには国営の、あるいは国に統制された報道機関がない。あるのは、国に都合のいい報道機関である。(P.109) 2006/04/03

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