出版社内容情報
世界一九カ国に取材し、自国の無知・非常識ぶりを痛感した米国人ジャーナリストが、その矛盾と問題点を告発する。
内容説明
圧倒的な経済力と軍事力を誇り、世界の警察を自任するアメリカ。だが果たして本当にそれに相応しい国だろうか。自国の意に添わない国を「ならず者」「テロリスト」呼ばわりし、発展途上国が貧しいのは「努力が足りないからだ」と斬り捨てる。あるいはアメリカは自由と民主主義の国だと言い張り、世界中どこでも「英語」は通じるものと信じて疑わない。いったいなぜアメリカは、アメリカ人は、あのような振る舞いをするのか。世界19カ国を巡り、環境危機地帯を実地に取材する旅の中で、自国の勘違いと非常識ぶりを痛感したアメリカ人ジャーナリストがつづる告発の書。
目次
第1章 世界を知らないアメリカ
第2章 豊かさが犠牲にしたもの
第3章 本当に自由の国なのか
第4章 アメリカ「帝国」がしてきたこと
第5章 堕落したメディア
第6章 行きすぎた「ドル」信仰
第7章 失われたアメリカン・ドリーム
第8章 アメリカ民主主義の悲喜劇
第9章 心の植民地化
第10章 9・11をどう超えるか
著者等紹介
ハーツガード,マーク[ハーツガード,マーク][Hertsgaard,Mark]
1956年生まれ。ジャーナリスト。New York Times、The New Yorker、Atlantic Monthlyなど、多数の新聞・雑誌へ寄稿
忠平美幸[タダヒラミユキ]
1962年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。早稲田大学図書館司書をへて現在は翻訳に従事
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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