イスラーム世界の二千年―文明の十字路 中東全史

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  • サイズ B6判/ページ数 561p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794210555
  • NDC分類 226
  • Cコード C0022

出版社内容情報

キリスト教勃興期からの多彩な歴史をいきいきと描き、イスラームの本質を明らかにした労作。世界的権威による中東史の決定版。

内容説明

イスラームへの誤解や偏見を解く中東史の決定版!イスラーム史・中東研究の世界的権威が、脈動あふれる歴史を生き生きと描き、イスラームの本質を明らかにした労作。

目次

第1部 文明の十字路は今
第2部 先人たち(キリスト教勃興以前;イスラームの興隆まで)
第3部 イスラームの黎明期と最盛期(イスラームの起源;アッバース朝カリフ国 ほか)
第4部 イスラーム社会の断面図(中東諸国家の性格;経済 ほか)
第5部 迫りくる近代化の波(西欧からの挑戦;忍び寄る変化 ほか)

著者等紹介

ルイス,バーナード[ルイス,バーナード][Lewis,Bernard]
プリンストン大学名誉教授。1916年、ロンドン生まれ。ロンドン大学で近東・中東研究およびイスラーム史を専攻。第2次大戦中、動員されてカイロその他に勤務。その後、外務省を経て49年からロンドン大学アジア・アフリカ学院の中近東部門の歴史研究担当教授となる。74年、プリンストン大学付属高等技術研究所に移り、イスラーム史および中近東史研究のためのクリーヴランド・E・ドッジ基金を授与され、同基金による後進の指導にあたっている。また国際的なイスラーム学会の重鎮として北アフリカ、中東、ヨーロッパの大学で講義、講演を行っている

白須英子[シラスヒデコ]
翻訳家。日本女子大学英文科卒業。1993~95年「エコノミスト」誌の翻訳員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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sekaisi

5
ロシアがヨーロッパなのは宗教もあるのかと思いました2025/04/30

たばかる

4
イスラーム史を500pにまとめたもの。歴史的な動態については近代以前のものは他説を紹介しながら話を進めたため、広く関心を持ちやすかったが、近代以降では教科書のような情報と軽い考察のみで淡々と話が進んでしまったような印象を受ける。ただ8〜13章の間の文化 政治 経済的な点にそれぞれ注目していた箇所は比較的細かな記載がされていたと感じる。また筆者が近代トルコの政治的評価を研究の途中で下げたとWikiに書いてあったので、読むときにその目線を探ったけれども、見つからなかった。しかし包括的な知識を得る点では良書か。2018/06/15

ポルターガイスト

1
‪原題は『中東』なのでイスラーム前史にも力が入れられている。淡々としていて網羅的。代わりにこの分野特有の宗教的な情熱やきらめきに欠け,イラン以東への言及がほぼありません。書かれたねらいは全く違いますが,同じような千年単位の通史読むなら2011年に出たアンサーリーの著作のほうがいい。‬ 2017/01/13

(ま)

0
ペルシャとアラブとトルコと2018/09/05

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