グリムが案内するケルトの妖精たちの世界〈上〉

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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794210449
  • NDC分類 388.339
  • Cコード C0098

内容説明

1825年にクローカーが著した『南アイルランドの妖精物語と伝説』(本書の原書)は、ほどなくグリム兄弟によってドイツ語に翻訳され刊行された。グリム兄弟が着目したように、本書はグリム童話とも通ずる破天荒な面白さをもった伝承民話集だ。もっとも古い形のケルト妖精物語をグリムの解説つきで読む。

目次

グッド・ピープル(シフロ)(白い子牛;妖精の怒り;ジギタリスと呼ばれた男;神父の夕食;幼いバグパイプ吹き;卵の殻を煎じる;取り替えられた子ども;女友だち;ガラスの瓶;トム・バークの告白;妖精論争)
クルーラホーン(呪われた酒蔵(ワインセラー)
百聞は一見に如かず)

著者等紹介

クローカー,トマス・クロフトン[Croker,Thomas Crofton]
1798-1854、南アイルランドのコークに生まれる。イギリス人。正業のかたわらアイルランドの古民謡や民間伝承を採集し、数冊の貴重な本を著している

グリム兄弟[グリムキョウダイ]
兄ヤーコプ、1785-1863、言語学者。弟ヴィルヘルム、1786-1859、古代ゲルマン文学者。『グリム童話』(『家庭と子供のためのメルヒェン』)で有名

藤川芳朗[フジカワヨシロウ]
1968年、東京都立大学大学院修了。現在、横浜市立大学教授。主訳書に『モスクワの冬』(ベンヤミン)『カントへの旅』(ヴァイス)『ドラゴミラ』(マゾッホ)などがある
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

そら豆

0
日本人が思っているような可愛い「妖精」は珍しいんだと感じました。みんなたいてい醜かったり性格悪かったり色々といたずらしますwww興味深いです(笑)2012/10/25

食パン

0
「妖精」という言葉のイメージ(あくまで私の中のですが・・・)を打ち砕かれるものも多いですね。でもそういう面もまた面白いです。2011/04/11

cranna

0
今私たちが想像する妖精たちとは違うところがたくさんあり、やはりSFやファンタジーによって脚色されているところが大きいと感じた。 2022/11/02

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