内容説明
大東亜共栄圏の夢を果たせなかった日本は、1955年、バンドン会議でどうふるまったか?今日に連なる重要な問題を孕んだこの会議の全容を明かす。新進の研究者による、新資料を駆使した渾身の作品。
目次
序章 アジアか、欧米か―日本のジレンマ
第1章 一九五〇年代の国際政治とバンドン会議
第2章 バンドン会議の実現と日本招請
第3章 バンドン会議への参加決定と日本の態度
第4章 バンドン会議での日本
第5章 日本のとった立場の評価
終章 対米協調とアジア復帰―両立の模索
著者等紹介
宮城大蔵[ミヤギタイゾウ]
1968年東京生まれ。92年立教大学法学部法学科卒業。NHK勤務の後、96年一橋大学大学院法学研究科へ。現在、後期博士課程在学中。国際関係専攻
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