長野オリンピック騒動記

長野オリンピック騒動記

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  • サイズ B6判/ページ数 261p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794208002
  • NDC分類 780.69
  • Cコード C0036

内容説明

1998年2月、「県民の総意」による長野冬季オリンピックが開催される。2週間にわたり、世界の選手たちが美しい白銀の上でさまざまな競技を繰り広げる―はずではあるが、その内幕は決して美しいものでなかった。仕掛けられた招致運動、破綻の見えてきた財務内容、変更に次ぐ変更の施設計画。「オリンピック」はあらゆることに優先し、市民から子供たちまで総動員される翼賛体制のなかで、少数の反対意見は封殺されていく。どう考えても、何かおかしいのではないか。13年もかかったという長野五輪の開催に至る道筋を、そもそもの発端から解き明かし、大イベントに振り回される地方自治体と地域住民の笑えない実態をつぶさに描き出す。

目次

はじめに 四番目のタブー
第1章 五輪騒動のはじまり
第2章 招致大キャンペーン
第3章 引きずり降ろされた男
第4章 “お召し列車”が行く
第5章 反対派はひとにぎり
第6章 不思議なNAOC
第7章 盛り上がれない市民たち
第8章 子供たちの長野五輪
第9章 ホワイトスノー作戦
第10章 迷走する財政計画
第11章 数十年分の公共投資
第12章 それでも繰り返される五輪騒動

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おかむら

28
1998年の長野オリンピック、招致から開催までの13年間の裏方事情。地元の政財界が絡む絡む。西武の堤義明も暗躍。裏なのでやはりドロドロしてて面白い! なんかオリンピックの開催都市ってIOCのいいカモにされてる感。言われてるほどの経済効果もあるんだか? たぶん無かったな。以前長野からバスで戸隠神社行ったとき途中でボブスレー会場を通りましたが、すげー山の中で閑散としてたなあ…、まあシーズンオフだったからかも。2018/04/03

takao

0
ふむ2025/02/11

とどっち

0
【メモ】読書メーター登録あり:裏表紙裏赤シ―ル 読了:裏表紙裏緑シール

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