FBIが恐れた伝説のハッカー〈下〉

FBIが恐れた伝説のハッカー〈下〉

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  • サイズ B6判/ページ数 309p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794207272
  • NDC分類 936
  • Cコード C0055

内容説明

携帯電話を使ってミトニックは、著者のところに幾度となく電話をかけてくる。サイバースペースきってのお尋ね者は、しかし孤独な逃亡者でもあった。電話回線の彼方で笑い、怒り、自分自身のことをとうとうと語るハッカーは、まぎれもなく生身の人間だった。彼がどこにいるかは、まったくわからなかった。北か南か、それとも国外か―。だがそのとき、FBIに協力した下村の追跡の手がミトニックの周辺にまでのびていた。電話回線の端と端で、追跡者と逃亡者の目に見えない闘いが繰り広げられる。そしてミトニック逮捕。数千万ドルの被害を与え、23の訴因によって刑期460年に相当する罪を犯したとされるミトニックの裁きが始まる。だが、そこには不可解な謎が多すぎた―。

目次

携帯電話―95年1月19日、朝
セキュリティ―95年1月19日、昼
ホワイトハウス―95年1月19日、夜
侵入―95年1月20日、朝
独房―95年1月20日、夜
新たな脅威―95年1月21日‐23日
下村の名誉―95年1月29日
空軍―95年2月1日‐2日
パペットマスター―95年2月5日‐9日
図書館―95年2月12日
逮補―95年2月15日
スクープ〔ほか〕