イタリアの幸せなキッチン

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イタリアの幸せなキッチン

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  • サイズ B6判/ページ数 197p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794206770
  • NDC分類 596.23
  • Cコード C0095

内容説明

イタリア、ここには食と生のすべてがある。新鮮な素材、おいしい食事、オリーブと花々の香り、そして人生をエンジョイするイタリアンたち。海のイタリア、リヴィエラと、田園のイタリア、トスカーナを訪ねて、そこに暮らす人びとのキッチンで食の真髄を味わう魅力の旅。豊かなライフスタイルと、これまでにない旅のかたちを提案する待望のイタリア紀行。

目次

第1章 春のトスカーナが待っている
第2章 聖なる油―オリーヴ・オイル
第3章 伯爵家のシンプル・ライフ
第4章 イタリアン・リヴィエラへ
第5章 海のキッチン
第6章 若葉のバルレ村
第7章 旧友との食卓

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

355
いつものように、宮本美智子の文章に永沢まことの絵が付いたもの。今回は主として前半はトスカーナの伯爵領のヴィラ、後半はイタリアン・リヴィエラのポルトヴェネレの海の見えるアパートでの生活を「食」を中心に語っている。広大な農園を有する伯爵家には、今も料理長や召使い(本文の言葉。いかがなものかと思うが)がいるようだ。ここでは、オリーヴ・オイルこそがすべての食材の中心だ。リグーリアでは、フォカッチアと海の幸。なんとも優雅で贅沢な滞在だ。永沢の絵も、台所のゴチャゴチャ感を含めてイタリア感、地中海感に溢れていていい。2019/09/29

冬木楼 fuyukirou

18
1995年刊で出版は4半世紀も前になるが「食」のエッセイは全然色あせない。アメリカ留学時の友人関係でイタリアにたびたび行き、キッチン付きアパートでは地元の食材を手にいれて調理して食べるという「幸せなキッチン」のお話。素材そのものを味わうシンプルさが良かった。【引用】オリーブ油や野菜など基本的な食材を吟味して、自分で調理しなくては、味と鮮度に満足できないという。本気でそこにこだわり始めると、高級な料理店で食べる方がずっと安上がりになる。 ←「食」にこだわり始めると畑から? 半端ないですねぇ。うらやましい。2021/05/23

siopop

4
とっても素敵な一冊でしたでも、ほんの少しだけこの本を読んでいると悲しい気持ちになります。この本の中のいかにも美味しそうなレシピの数々はその基本に素材へのこだわりと、素材の持つ良さを素直に引き出す事が重要だと記載されているのだと思うのですけど、 それを読むに付け、どうしたって自分の食生活と比べてしまうではないですか。そして、山盛りに添加されているだろう各種添加物やら、収穫時期のずっと前に収穫され長い流通を通り過ぎて来ただろう食材。あぁ、なんて僕は貧しい食生活を送っているんだろうって、現実に直面してしまいます2015/12/17

いっこ

2
1995年発刊。「イタ飯」ブームの頃かしら。挿絵がいい。景色もごちゃごちゃした家庭の台所の様子も。2019/09/19

Tomito

1
地元の素材を生かして作り、食べることの楽しさが伝わってくる。上流階級の暮らしぶりなのだろうが、イタリアのスローフード文化がわかる。こんなおおらかな暮らしができたら心身の健康にもよいだろう。2014/04/25

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