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内容説明
1994年3月、ロスで2人の日本人留学生が射殺された。裕福な留学生たちと、容疑者の仲間である貧しいギャングの青春をパラレルに描き、若者たちの“心の空洞”を浮き彫りにする力作。
目次
ハーバー・ジェネラル病院
容疑者逮捕
トーバーマン・セツルメント・ハウス
ホームボーイたち
ドラッグに犯された青春
双子のような二人
メアリーマウントの青春
家族を探しに来た青年
映画撮影
平和同盟〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akemitsu
1
1994年にLAのスーパーマーケットで銃に撃たれて亡くなった二人の日本人を接点に、彼らの留学仲間の世界と、彼らを撃ったストリートギャングの世界のそれぞれの若者を取材した本。日本はまだ経済的に豊かだった時代かな、アメリカの貧困層の描写は今も変わらない感じなのに、日本人の空気感は時代の移ろいを感じる。正直なところ、留学仲間の純也という人物に描写が引きずられてしまって、被害者の二人がきっかけにすぎない感じの描写に違和感があり、取材の流れが好きになれない。事件をめぐり仲間達がとても閉じてしまったかもだけど。微妙。2018/04/05
minami
0
殺された日本人留学生にサッパリ焦点が当たっていない。何が書きたいのかわからない。日本人が書いたものなのに全体がなぜか翻訳した文章のよう。2020/01/29