内容説明
ゆらぐ結婚観をとらえなおし、結婚という営みをめぐる心もようを真摯に綴る。独りでも食べていける時代に、あらためて結婚の意味を問う。
目次
１章 ほんとうに結婚難か
２章 結婚とは何か
３章 結婚生活の諸段階
４章 結婚生活で何が起こるか
終章 結婚のほうへ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
＠かおり
1
結婚など遠い先の話だと考えていたが周りで結婚する人が出始め、自分の中でホットな話題となっていたため読んだ一冊。結婚というあまりに個人的な出来事をあくまで相対的に・一般論で語ろうとしている姿勢に好感が持てた。個人の感覚に根差す点も多い反面、社会的な側面もある。結婚、家族は自己であり且つ他者であり、その根底には思いやりが存在する。我流で考えてきたことを支えてくれるような本だった。結婚について少しく現実的に考えることができた。2014/03/21
