内容説明
中国で生まれ、アメリカで育ち、大使夫人として、天安門事件に至る3年半、北京に滞在した著者は、幅広し人脈を利用して、さまざまな立場の人びとに話を聞いた。教師、元紅衛兵、女優、元長征兵士、回教徒、ジャーナリスト、農民、起業家、医師、共産党幹部―。本書の中で人びとは、過去を洗いざらい告白し、心情を吐露し、ここ半世紀にわたる中国人の体験を明らかにしている。
目次
時は流れて
黒い腕章、赤い腕章
女優
学者
道化師
長征兵士
元留学生
一個の煉瓦
ジャーナリスト
農民
起業家
陳情者
白い犬
共産党幹部
ライ麦畑の番人
肖像画
帰国
生命線
朱色の凧
リフレイン
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- 和書
- 山田洋次が見てきた日本