子どもたちの心の病を治した犬

イェイツ，エリザベス【著】〈Ｙａｔｅｓ，Ｅｌｉｚａｂｅｔｈ〉/諸岡 敏行【訳】

草思社（1991/05発売）

• サイズ B6判／ページ数 166p／高さ 20X14cm
• 商品コード 9784794204097
• NDC分類 936
• Cコード C0098

内容説明

スキーザーはミシガン大学医療センターのなかにある子どものための精神科病院で働く犬です。ここに入院しているのは、心に重い障害を負っていて、自分自身やまわりとうまくやっていけない子どもたちです。人にはかたくなに心を閉ざした子どももスキーザーには心を開きます。乱暴な子どもも落ち着きをとり戻します。そう、スキーザーは子どもたちの心の病気を治した犬なのです。語りつがれた愛すべき犬の物語。

目次

１　スキーザーにならいなさい
２　ロージー・アンが来た日
３　ためしてみたら
４　スキーザーがお母さんになった
５　スキーザーのほんとうの家族
６　ウォルターの二つのいいつけ
７　ベントリーの乱暴なことば
８　オリオールはもう空を飛ばない
９　ウィリー‐ジョンの大物ぶり
１０　グウェンの残された日々
１１　家に帰る日

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Atsukoo]

子供のための精神科病院に勤務するスキーザーの話し。先生じゃない、遊び相手なのかな、そばに寄り添って、たっぷりの愛情をそそいでくれる、それが、子供たちにとって、最大の治療なんだろな。

2019/05/29

[カエル氏]

出てくる子どもたちと一緒でスキーザー大好き！やっぱり犬の気質ってすごい！

2018/06/02