感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おもろい於間抜
4
中川一郎といえば写真週刊誌「フォーカス」に掲載された立小便をする姿しか思い出さない僕の不明を恥じるばかりの読後感である。印象操作に惑わされてしまいがちな自分のことを点検するクセをつけようといまさらながら強く思いました。2023/01/30
Hiroki Nishizumi
3
気になることがあり、古い本を引っ張り出して読んだ。中川一郎その人となりはよく書けているし、その後の骨肉の争いも分かりやすい。しかし肝心の自死か否かまたその経緯といったところの記述が少なく、消化不良と言うかモヤモヤが残ったままだと言わざるをえない。2016/11/15
egg
1
とある本がきっかけで、わざわざ図書館の閉架書庫から出してきてもらいました。地元選出議員の内容でもあり、自分と地理的に近い空気に触れながら読み進めました。国会議員さん、そして家族、一族、それを取り巻く人々って本当にタイヘン。愛憎劇、駆け引きの日常。正に身を削りながら人生を送っていらっしゃるのですね。読後にやっと、タイトルをしっくりと受け入れられるようになりました。2014/05/06
nekokone
1
まだ2011/03/16
アヴィ
0
北海道十勝を強固な地盤として、中選挙区時代の北海道5区で無類の強さを誇り、行く行くは北海道出身初の総理大臣も夢ではないと思われていた中川一郎が総裁選後間もなく死を遂げ、病死と報道されたが、後に自殺であったことが知られることとなる。故人の名誉を守る為とも、実は他殺であり、裏にはマフィアの不穏な動きも、様々な説があるが、やはり米国にペルソナ・ノン・グラータの宣告を受けて絶望したというのが一番しっくりくる。日本の総理を目指す人物にとって好ましからざる人物の宣告を米国から受けるのは、ある意味政治家としての死と同意2024/10/28