感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
260
この巻で、知っている歌は"Peter Piper picked a peck of pickled pepper"だけ。早口言葉だが、なぞなぞなどと共に言葉遊びの典型的なもの。"Alice in wonderland"も言葉遊びに満ちていたが、これはイギリスの伝統の一つなのだろう。またこの巻で初めてマザーグースのおっかさんが登場するが、『天空の城ラピュタ』の空賊のばあちゃんの原型かと思われる。2024/12/18
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
10
ラストの第5集で、やっとマザー・グースが!『 ゆきゆき つもれ / さっさと ジャック / マザー・グースのおっかさん / うかれこなやが おりました / めえ めえ めんようさん / まかりでたのは しりがるジョーン / ピーター・ホワイトまっすぐあるけたためしがない / ヤンキー・ドゥードル やってきた / みどりずくめの ヘクター・プロテクター / おれさまはキュウのごてんの / ちびのトミー・タッカー / まるまるふとった むすこのジョン / ねずみがにわに とらえろタウザー →2021/04/23
7a
6
「とおくのとおくのきたのくに。ろばがくるしいせきしてる」これだけなのに胸に来る。ロバが元気になりますように。2018/07/28
雷華
5
【図書館】ここに来て、ついにマザーグースの名前が出ました…結構長い歌だったのですね。金の卵を産む雌鳥のような歌でした。お椀で旅に出た人たちの歌の締めくくりが、もしもお椀が丈夫なら…私の歌も長かったのに~とか、惜しい人がなくなったと言ってるのにでも死んだのこの人だから、今さら何も言わないとか…ブラックユーモアは健在。日本の動揺もそうですが…。興味があったものの手を出しづらく探すのも結構大変だったので、この全集を完走できて良かったです。2018/04/03
adelita
3
ナンセンスなうたとか言葉遊びなうたとかが多めな感じ。不思議な余韻。羊飼いのボー・ピープってマザー・グースだったんだ。咳するロバもちょっと唐突で面白い。挿し絵が相変わらず可愛くて、特にカラーのものがすごくいい。付録には、新書『マザー・グースの唄』の著者平野敬一による比較的手に入りやすい参考文献一覧!('70年代当時の、ですが) 歌や朗読のレコードもいっぱい出ていたみたい。邦人の録音ではボニー・ジャックスとかダーク・ダックスとか! 聞いてみたいな。2019/12/22