内容説明
小中学校の教科書採択に父母の代表が参加することになった。そこで、その「手引書」として、歴史教科書の問題点を解説・分析したのが本書である。
目次
自序 父母も参加する教科書採択の『手引書』
序論 三回の教科書騒動
本論 日教組・「外圧」頼みの家永教科書裁判の崩壊(家永第一・二次訴訟は日教組頼みの教育権論争;家永第三次訴訟は「外圧」頼みの裁量権論争;「外圧」をめぐる二つの教科書裁判の争点;偏向教科書是正のための平成の学習指導要領)
結論 四大教育裁判で日教組敗北
資料(第一次教科書騒動による新検定方針;第三回告示・学習指導要領の歴史教科書に表記されている『侵略』用語;第三回告示・学習指導要領の歴史教科書にみる『南京事件』;新・旧検定方針歴史教科書にみる『北方領土』問題;小・中学校歴史教科書の日露戦争に登場する人物一覧;学習指導要領の変遷とその特色;二つの教科書裁判の流れ)