内容説明
日本の伝統文化、そして伝統文化に込められた美しい日本人の智恵や感性に学び、それらを資産に日本の芸術文化や地域文化を継承し、創造していくためのガイドブック。アイデンティティの源泉としての固有の伝統文化によって、地域文化を発掘したり、観光、デザインなど将来性ある産業をコーディネートできる能力と感性を養いながら、日本ならびに地域の復権、自立を目指す新しい時代の文化リーダーを育むための一冊です。
目次
日本の伝統文化と世界諸民族の文化(日本と世界の無形文化遺産;いま、なぜ伝統文化か―音楽・芸能の再発見;パノラマ日本芸能史―日本芸能のすべて ほか)
伝統文化を社会に生かすための手法(企業メセナとアーツマネージメント―芸術文化を生かす;地域文化創造―劇場・ホールを中心として;民俗芸能の保護と振興―そのプロセスと手法 ほか)
日本の伝統文化のいま(文化政策と地域文化振興と;伝統芸能の動向 現状と課題)
付録