内容説明
日本人にとって「神」とは何か。「神の道」とは何か。われわれの生活の中に潜んでいる「神道」とは何かを、その歴史から探る。付録として、神道人の根本精神ともいうべき「敬神生活の綱領」を注解する。
目次
第1章 古代(神道の始まり;仏教の渡来と神道;古代祭祀の制度)
第2章 古代~中世(神仏習合の発生;反本地垂迹説の展開;民衆信仰の興隆)
第3章 近世(神儒習合思想の展開;国学と復古神道)
第4章 近代(明治維新と新神社制度;教派神道;神祇官興復運動と神祇院の創説)
第5章 現代(戦後神道の歩みと課題;神道の行方)
附 「敬神生活の綱領」注解