出版社内容情報
●医療費は、「もしも」の時に誰もが直面する可能性があるテーマであり、「知っている」と「知らない」だけで、数万円もの差が生まれることも珍しくありません。
●本書は、初めて確定申告・還付申告をする方にもお分かりいただけるよう、制度の基本的な仕組みから、具体的な申告方法や間違いやすいポイント、177の豊富な質疑応答、さらには関係法令・通達・国税庁文書回答事例等を収録し、医療費控除に関する情報を幅広く網羅しました。
●また、電子申告(e-Tax)の普及やマイナンバーカードの利用拡大といった昨今の動きにも対応し、デジタル時代の申告方法についても詳しく取り上げています。
●今版ではAGA治療や病児保育費、置き薬など、医療費控除の対象となるか判断に迷う質疑応答事例を追加しています。
●一般の方々のみならず、医療、福祉関係者の方々の他、税理士の皆様にも役立つ内容となっています。皆様の安心と暮らしの豊かさにつながる一助として、ぜひお役立てください。
【目次】
Ⅰ 医療費控除を受けるために
1 医療費控除のルール
2 医療費控除額は、どのように計算するのか
3 医療費控除によって税金はいくら少なくなるか(いくら戻ってくるか)
4 医療費控除を上手に利用するために
Ⅱ 医療費控除を受ける際の注意点 ―間違いやすいポイント―
Ⅲ 申告書の記載例
1 医療費控除の申告の仕方
2 e-Tax(電子申告)で確定申告
3 確定申告書の記載例
Ⅳ 質疑応答
(1)医師等による診療等の対価
(2)医薬品等の購入費用
(3)医療用器具等の購入費用
(4)療養・介護等に伴う費用
(5)妊娠・出産に伴う費用
(6)歯科治療に伴う費用
(7)通院費・旅費・宿泊費等
(8)入院等に伴う費用
(9)医療費を補填する保険金等
(10)生計を一にする親族
(11)支払った医療費・控除年分・領収証
<資料編>
所得税法関係、介護制度関係法令、厚労省告示・事務連絡 等



