内容説明
複雑といわれる社会保険制度についてイラストを用いて丁寧に説明。社会保険のしくみに重点をおいて、できるかぎり平易な表現で、各保険ごとのタテ割でなく、実務の流れに沿ったヨコ割りにして、日常業務にも役立つようになっている。また、届出書等の実例や図表を多用して、興味をもって読めるよう解説している。
目次
第1章 社会保険のしくみ(社会保険というけれど;会社員の加入する社会保険;保険加入で得られる権利と義務)
第2章 会社で行う事務(被保険者となる人は;被保険者の資格取得事務;年金手帳や被保険者証;社員が転勤したときの事務;社員が退職したときの事務;定年以降も継続して雇用するときは)
第3章 保険料の徴収と納付(労災保険と雇用保険の保険料徴収と納付;健康保険と厚生年金保険及び介護保険の保険料徴収と納付)
第4章 その他変更の届出(会社の名称、所在地または代表者が変わったとき;保険事務を本社で一括して処理するとき)
第5章 保険事故と保険給付(業務上災害と通勤途上災害または業務外の災害;病気やケガをしたときに受ける給付;病気やケガで会社を休んだときに受ける給付;身体に障害が残ったときに受ける給付;死亡したときに受ける給付;老齢になったときに受ける給付;要介護状態になったときに受ける給付;出産のとき受ける給付;退職後に受けられる給付;第三者行為災害にあったときは)
著者等紹介
土屋彰[ツチヤアキラ]
1962年、学習院大学政治経済学部卒業。(株)マネージメント・アドバイス・センター代表取締役。経営労務コンサルタント、社会保険労務士として、日本経済新聞社、各銀行系セミナー、各商工経済団体などに出講。また多数の企業の労務管理の指導や中堅幹部・新入社員教育も手がけている
吉田正敏[ヨシダマサトシ]
(株)コンサルティングオフィスYOSHIDA代表取締役。人事コンサルタント・特定社会保険労務士として各企業の労務指導、人事・賃金制度の構築、管理者教育などをおこなう。また、税務研究会、都市銀行系、商工経済団体等の各種セミナーの講師に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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