内容説明
不正会計が何たるか、不正防止プログラムはどのように導入すべきかについて、米国での実務を中心に解説したうえで、日本で導入するにあたっての提言をする一冊。
目次
第1章 不正会計とは何か
第2章 不正会計はなぜ発生するのか
第3章 不正会計を抑止する環境を作る
第4章 不正会計リスクをマネージメントする
第5章 利益の質(Quality of Earnings)
第6章 過去の不正会計に学ぶ
第7章 コーポレートガバナンスに関与する者の不正会計に対する責任
第8章 内部統制を理解する
第9章 不正会計を防止・発見するシステムと不正シナリオ分析
第10章 日本の経営者への提言と日本の実務における留意事項
参考資料
著者等紹介
稲垣浩二[イナガキコウジ]
公認会計士、公認不正検査士、公認内部監査人。1985年中央大学商学部会計学科卒業。1985年デロイト・ハスキンズ・アンド・セルズ東京事務所入所。1990年合併により監査法人トーマツとなり現在に至る。1996年~2000年米国デロイト・アンド・トゥシュニューヨーク事務所勤務。現在、監査法人トーマツパートナー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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