内容説明
2009年3月期から導入される「内部統制評価制度」は、その対応が急がれる一方、「何から始めればいいのかわからない」「評価の仕方がわからない」といった声が聞かれます。本書は、財務報告に係る内部統制の概略を説明し、企業側の視点から、内部統制を構築するためのプロジェクトを立ち上げ具体的な作業を行う手順に沿って、図表や例示を用い、できる限り実務に即して解説しています。
目次
第1章 内部統制評価の基礎知識
第2章 内部統制評価の実務―(1)評価範囲の決定
第3章 内部統制評価の実務―(2)全社的な内部統制
第4章 内部統制評価の実務―(3)内部統制評価プロジェクトの進め方
第5章 内部統制評価の実務―(4)業務プロセスに係る内部統制
第6章 内部統制評価の実務―(5)ITに係る統制
第7章 内部統制の有効性の評価
第8章 効果的な内部統制の構築
著者等紹介
橋村義憲[ハシムラヨシノリ]
1967年福岡県に生まれる。1989年一橋大学商学部卒業。1989年旭硝子(株)入社。1992年旭硝子(株)退職。中央新光監査法人(当時)に入所。1996年公認会計士登録。主として監査業務、店頭公開支援業務等に従事。2004年独立開業し、法人・個人の税務顧問、コンサルティング業務、監査業務に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。