内容説明
平成16年3月期決算より早期適用が可能な減損会計は、企業経営に多大な影響を与えることが予想され、対象となる企業では適切な取組みが迫られています。本書は、減損会計の実務処理に欠かせない事項を網羅し、とくに重要な事項については図表やフローチャート、設例を用いて解説したほか、業種別の個別事例によるQ&Aも数多く収録しています。これら総合的な解説を通して、企業固有の事情を反映した会計処理や経営戦略を立てる上で最適な実務書になっています。
目次
第1章 固定資産減損会計の解説(減損会計基準設定の経緯及び基本的な考え方;減損会計の対象資産;減損損失の認識と測定 ほか)
第2章 固定資産減損会計Q&A(固定資産の減損会計とは;固定資産減損会計の対象資産;資産のグルーピング ほか)
第3章 業種別論点のQ&A(建設・不動産業;製造業;流通業 ほか)