内容説明
ここ数年来、デリバティブ取引は頻繁に利用されるようになり、企業経営にとってデリバティブやヘッジ取引の知識は欠かせない時代となった。本書では、金融商品会計の導入により、時価評価の対象となったデリバティブ取引とヘッジ取引の会計処理について、会計処理を行う上で最低限必要となる知識の習得を目的とし、企業会計の取扱いを解説した上で、法人税法との違いをやさしく解説している。
目次
第1章 デリバティブ取引の仕組み
第2章 デリバティブ取引の評価と会計処理
第3章 ヘッジ取引とヘッジ会計
第4章 ヘッジ会計の適用要件
第5章 ヘッジ会計の処理
著者等紹介
岩崎彰[イワサキアキラ]
1945年新潟県新井市に生まれる。1969年慶応義塾大学商学部卒業後、監査法人中央会計事務所(現中央青山監査法人)に入所。1977年公認会計士登録。1989年税理士登録。1990年独立開業し、法人・個人の税務指導、コンサルティング、講演及び監査業務に従事
大村正勝[オオムラマサカツ]
1962年東京都に生まれる。1985年筑波大学体育専門学群卒業。大手ソフト会社、アーンスト・アンド・ヤングコンサルティングを経て、1992年株式会社ジェネシスインフォメーションテクノロジを設立。代表取締役として現在に至る
橋村義憲[ハシムラヨシノリ]
1967年福岡県に生まれる。1989年一橋大学商学部卒業。1989年旭硝子(株)入社。1992年旭硝子(株)退職。中央新光監査法人(現中央青山監査法人)に入所。1996年公認会計士登録。主として監査業務、店頭公開支援業務等に従事
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 監査論講義 (第3版)