内容説明
国民が愛する“国技相撲”。そこには勝敗だけではない美しさがある!!そしてその最高峰に位地するのが“横綱”。“価値の多様性社会における普遍的ルールとは何か”を著者なりにまとめあげた一冊。
目次
1 基調(「横綱の品格」について)
2 「美しさ」へのこだわり(こだわり;間主観性;スポーツと芸術;美しいプレー;指導)
3 強者と弱者(正義心;弱者保護;固定観念;護身術と保身の術;プロフェッションとビジネス;お客様は神様)
4 私的ポストと社会的ステータス(天職と公職と官職;みんなの利益;人情;規律と自覚;社会的ステータス)
5 ルールについて―禁じ手と命じ手(自然法則と社会規範;「正しさ」の多義性;物質文明と精神文化;優先順位;罪と罰のバランス;心理的制裁;人道上の判断;国際化社会と多様性社会)
著者等紹介
瀧田輝己[タキタテルミ]
1948年東京生まれ。私立武蔵高等学校卒業、慶應義塾大学商学部卒業、慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程修了後、京都産業大学経営学部助教授を経て、同志社大学商学部教授、同大学大学院商学研究科教授、2016年3月に同志社大学定年退職。この間、税理士試験委員、日本会計研究学会理事、日本監査研究学会理事、日本簿記学会理事、公益社団法人京都犯罪被害者支援センター監事、京都公立大学法人会計監査人選定に係る意見聴取会議委員長など歴任。1994年に、日本公認会計士協会から第22回学術賞(対象著書『監査機能論』)を受賞、2015年に、日本内部監査協会から青木賞(対象著書『体系監査論』)を受賞。現在、同志社大学名誉教授・博士(商学)(慶應義塾大学)・公認会計士・税理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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