内容説明
これから論じるのは、山田一郎、妻綾子、長男大輔、長女真美、綾子の姪こずえ、一郎の勤める高輪商社と川上部長、小阪課長を中心に、命が芽生えてから生命の終焉までに起こりうることを法の視点から述べたものである。生きている法と生きている人のあいだにどのようなことが起こっているのか「知り」、どのようにして「幸福」を追求しているか考えて欲しい。本著では、法学や民法の「情報」の取得を目指す人のためのひとつの「情報」として執筆したものである。
目次
法と社会
人の誕生
子どもと法
子どもから大人へ
就職と労働
婚姻と離婚
契約
いろいろなアクシデント
犯罪
身近な司法
高齢者と法
人の終焉
国際社会における法の歴史と日本
著者等紹介
稲垣明博[イナガキアキヒロ]
昭和49年日本大学法学部卒業。昭和56年日本大学大学院法学研究科満期退学。昭和56年玉川大学専任講師。昭和61年同大学助教授。平成10年同教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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