内容説明
ライブハウスを経営しつつも仕事はほぼリタイア状態にある“私”は、悠々自適な生活を送っている。70歳を過ぎ、自身が生きる上でテーマの一つである“旅”の集大成として、三度目となるピースボートの渡航でまだ見ぬ北極圏を目指す。全106日、23カ国を跨ぐ全長5万4,343キロの旅のなかで、古希を過ぎても好奇心旺盛な“私”が再び恋に目覚め、晩秋に差し掛かった自身の人生航路を改めて見つめ直す。恋と海と風をテーマにしたピュアでイノセントな“航海文学”、ここに誕生。
著者等紹介
平野悠[ヒラノユウ]
1944年8月10日、東京に生まれる。ライブハウス「ロフト」創立者、またの名を「ロフト席亭」。1971年、ジャズ喫茶「烏山ロフト」をオープン以降、東京になくなってしまったロック・フォーク系のライブハウスを開業。1973年「西荻窪ロフト」などを次々とオープンさせた後、1982年に無期限の海外放浪に出る。5年にわたる海外でのバックパッカー生活(100カ国制覇)を経て、カリブ海の島・ドミニカ共和国にて市民権を獲得。1987年に日本レストランと貿易会社をドミニカに設立。1990年、大阪花博のドミニカ政府代表代理、ドミニカ館館長に就任。1991年にドミニカ完全撤退、1992年に帰国。1991年、「下北沢シェルター」をオープン。1995年、世界初のトークライブハウス「ロフトプラスワン」をオープンし、トークライブの文化を日本に定着させる。2004年に「ネイキッドロフト」など、近年はトークライブハウスを次々とオープンさせている。古希を過ぎてこだわっているテーマとして「音楽」「旅」「政治」「脱原発」を掲げ、日々それらとふれあい続けて今に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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