内容説明
かつてない学生数の激減のなか、2018年問題(入学者が募集枠よりも減る)をクリアした大学は、さらなる経営改革のためにリストラ計画を発動した。その対象になったのは、なぜか学生に人気のある教授陣だった。授業の盗聴事件が発覚し、シノロ教授の講義を受けたい学生が猛反発。令和の世の学問の独立と大学自治をゆるがす大事件。はたしてその背後にある陰謀とは。これは学問と大学をめぐるミステリーだ。
著者等紹介
紀川しのろ[キカワシノロ]
1961年、福岡県生まれ。『カサブランカ』(日本随筆家協会、2008年、日本随筆家協会賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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